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【第2回】撮影技師に迫る!!


どうも〜〜制作担当、五十嵐でーす!


前回は監督と脚本担当へのインタビューの様子をお届けしましたが、今回はっ!!

16mmフィルムで撮影された本作にどんなこだわりがあったのか、撮影技師の小畑くんに聞いてみました〜〜!!ぱちぱち!



ではでは早速小畑くん、今回はどんな機材を使ったんですか??

『ARRIFLEX 16 SR3』という90年代に出たフィルムカメラです。
カメラを紹介する小畑くん。ハット似合ってるう〜〜

へえ〜そうなんですね ←機材のこと全然わかってない。(笑)

じゃあ、今回フィルムならではの苦労とかもありましたか?

まず、使えるロール数が決まってるんです。 この作品は約40分尺で、9缶使えます。1缶が大体11分なので、100分くらい撮れるわけですが、全然余裕は無いので、いかに節約しつつ撮りこぼしのないようにするか…大変でした。


なんでもとりあえず撮っとく、なんてことは出来ないんだなあ〜、、、確かに現場は緊張感がありました(-。-;


それにフィルムはとても繊細で、マガジン(カメラのフィルムを詰めている場所)が開いて感光してしまうと、全て撮影したものが消えてしまったりするので、助手も丁寧に扱っていましたね。

フィルムをマガジンに詰め替える作業も、撮影助手が光に当たらないように黒い袋の中でやってましたね。あれは職人技!!




ピントを合わせるために、被写体までの距離を測っている助手!助手陣は全員かわいい女子!


それに、僕らみたいな世代は、デジタルに慣れ親しんでるじゃないですか。デジタルで撮っていると、映像が撮れているのが当たり前という感覚に陥るんですけど、フィルムってのは1秒に24コマ回ってるっていうのが、、、回してて音がするんですね。その音でわかるんです。なんで、、、なんというか、映像を撮っていること自体が崇高な行為みたいに感じられました(笑)

確かに、映像は高速パラパラ漫画だってこと、スマホで撮ってると忘れちゃうよね。

カタカタカタ…ってフィルムが回る音、崇高ってのわかるかも。



ファインダーを覗く小畑くん。見たものそのままフィルムに焼き付く、責任重大…


本作、プリプロや撮影では小畑くんとしてはどうだったのかなあ、、、(恐る恐る)

まず脚本見て開口一番、「ふざけんな」と言いたくなりましたね(笑)ほとんどナイターシーンだったので、、、照明部の安藤と裏で「あいつら(監督と脚本担当)やばくね?」と言ってました(笑)


ええ〜っと〜〜・・・監督と脚本担当には秘密にしておきますっ!!ヾ(◎o◎,,;)ノ

でも現場は、カット数が多い中でも監督が事前に全て絵コンテを書いてくれたし、照明部も何年も一緒にやってる安藤だったので、スムーズにいったかなと思います。楽しかったですね。


「”ファインダーで見たものが完成品”という意識でやってました!」と語る小畑くん。カッケー



最終的には楽しくて良かった…(笑)

なぜか現場にハットを被ってくる(けど雨にぬれてぐちょぐちょに!)おちゃめな小畑くんですが、チームの中心となってくれていたと思います☆

インタビューありがとうございました!!


さてさて〜〜っ

ここまでで本作の内容について、演出について、フィルム撮影についてをお話ししてきましたがア!

次回は話題の美術と衣装に迫ります 三( ゚∀゚)

どんどんあなたも、「相対性浪漫飛行」が見たくな〜〜る(手を謎の石に添えながら)


じゃあね〜〜〜っ!



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