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【第3回】美術・衣装に迫る!!


こんにち〜〜〜は!制作担当五十嵐です☆☆


第3回の今回は、スタッフも大絶賛の美術・衣装に迫っちゃいます!

めっちゃ写真つけちゃう。もうこのHPの容量とか気にしない。

多分こんなに盛りだくさんの回、今回が最初で最後www



まずは美術部の古賀くんにインタビュー!

全員学生で特に美術部をずっとやってきたという訳ではないメンバーだったけど、どうやって作ったのかなあ??

早速行ってみよう〜!


このタイトル画面も、美術部のお手製っ!


今回の美術で印象的なのは、すごろくのジオラマ?だと思うのですが、その制作の経緯を教えてください o(゚▽゚)/

今回の脚本を初めて見たときに、「今までと違うな」と思って。正直ちょっと嫉妬しましたね(笑)こういう変わった作品、(自分が監督で)やりたいと思っていたので。だから…対抗心じゃないですけど、美術でいいの作ってやろうって。それで作成したのが、このすごろくです。とにかく立体的にすることによって、表現の幅が広がったと思います。



監督の要望以上のものが作れましたかね?(笑)とキメる、美術チーフの古賀くん。


熱意はそこから来てたのか(笑)

まず初めに映るこの森。この作品を印象付けるシーンに使われてるよね!

草とか超リアルなんだが…


一番最初に映るので、この作品の世界観を一番表現したいと思って作りました。”迷える森”の中でコマを進めていく青木、というイメージ。明るくて楽しい作品ではあるけど、不気味で薄暗くて前が見えない、青木の中の迷いやセンチメンタルな気持ちを表現しています。


木は、針金を束ねた物を上の方だけ裂いて、そこに紙粘土→色→ニス塗りって作ったらしい!!


え待って深い…!そんな意味だったのか!Σ(・oノ)ノ

よく見ると「スタート」の一個前のコマ、「彼女にフラれる」ってなってるwwスタート前から悲しすぎww

あ!この美術はなんかエモくて好きだわ〜!!(語彙皆無)

※下の写真


この川の表現は、美術部の中でも意見が分かれて。最初はボンドで水みたいに見せようと思ったんですけど、助手から「青色の石とか貝殻で抽象的に表現したらどうか」という提案があり、それを採用したら雰囲気が出て良いものになりました。背景の絵も、すごいですよね。絵が上手な助手がいて助かりました。

でもこの背景の絵は、撮影が始まってから描きはじめたとか…

本編で見つけたら、「ギリギリに書いたのはこれかwwww」と思ってください。(笑)



「橋のここの部分…これ、実はポストの置物なんですよ。」うへえ!全然わからんwww 



工夫が至る所に詰め込まれてて、もうこのまま売れるレベル…




この街並みは横浜市イメージらしい。電気付くようにしたらしいけど本編では映ってない…!モッタイナ


こちらの背景になる布は、絵の具水で染めて切って、からの手縫いで繋げたと!手こみすぎ泣けるマジで、、、



駒は、三角の木に丸いドアノブ?取っ手?みたいなのを合体させてスプレーで色付けしたんだって!




ちなみにこの美術たちは、クレジットにもたくさん登場します!!

最後の最後まで見どころ満載なのです。






「フォントに拘って、手作り感を大事に。世の中に一つだけです。」と語る美術助手!すげえ、職人やん…


クレジット撮影の様子。いやめっちゃ写真白飛びしてるがなww詳細は本編で確認を…




古賀くん最後に!スタジオに建て込んだ青木の家について、ちょっとだけ裏話教えて〜〜〜!


家は、入った瞬間「散らかった部屋だな!」と思うように、段ボールの配置までも結構こだわりましたね。あとは…窓だった建て込みを和室にしたくて襖に変えたんですけど幅が足りなくて、発泡スチロールで柱を作って埋めたり。


この洋室が本編では和室に!?柱、騙された〜〜〜


本編のキャプチャ。畳が一番お金かかったらしいwwあとこの段ボールは、母からの仕送り(めっちゃ来るやん)


本当にそこに人が住んでるみたいに見えるもんなあ〜〜ホエー(°◇°〃)

みなさまは是非劇場でご確認を!!

是非楽しんでいただきたいです!!←私は何も美術頑張ってないのに我が物顔






みなさ〜〜ん、まだまだありますよ!!


続いては衣装。担当したのは当時アパレル系のバイトをしていたオシャレさん、日野くん☆☆


普段は現代に生きるお客さんのお洋服を選んでいると思うけど(?)、作品ではどういう服選びをしたのかな?


現代の流行りを入れつつ、監督の思い描いている昭和なイメージを反映させられるようにしました。あとはこの作品はナイトシーンが多かったので、明るい服が多いですね。


この赤ボーダーの服カッコよく着こなすの日野くんだけじゃない?世界一似合っている


現代の流行りとリンクするもんなのか!

例えば主人公の青木はどこがこだわり(・◇・。)?


青木は、ちょっと根暗でパッとしない雰囲気にしたかったので、スキニーとかではなく濃紺のリジットデニムにしたり。中でも黒いサコッシュはとても青木に合っていて、これを身につけているのが青木のイメージの一つになったのではないかと思います。時計もおじいちゃんが着けてそうな昭和っぽい渋いものにしてます。


実はレンズを抜いてあるメガネ。青木、伊達メガネ説。


確かにサコッシュはイメージ強いけど、時計とか・・・映ってた!?(言っちゃダメ)

映るかキワいものまでこだわってたんだなあ〜〜〜。


わたしは、興水にフラれちゃうシーンの服も印象的だったな!


これはもう寝巻きみたいな…もう、チョロっと大学に行くみたいな。自分も大学生なので、「今日大学めんどくさいな」って時は手抜きでスウェットとか着て行ったりするので、そういう感じをイメージしました。


バックプリントの文字の意味にこだわりがあるらしい…(五十嵐は英語力皆無なのでGoogle翻訳しました。)


なるほど、、、リアル大学生、反映されてる!!

これ着てる日は、青木、授業だるかったんだ。(笑)



じゃあ逆に、日野くんの気に入ってる衣装は〜〜??


気に入っているのは、輿水の衣装である刺繍のワンピースですね。刺繍って今(2018年当時)も流行っているのですが、昔からあるものなので、リンクしているというか。デニム地にしたのも雰囲気が出ていて上田さんのスタイルにも合っていたし、キマってたと思います。

現代×昭和リンクキタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

確かにめちゃくちゃ現代で流行ってるのに、映画の中で全く浮いてないね!



流行りは巡っているんだねえ…!古めかしかわいい、普通に欲しい着たい私が。


衣装に注目して見るのもおもしろいかもしれないなあ!


日野くん、ありがとうございました〜〜〜!!




いやいや〜〜、こだわり満載、裏話満載で楽しかった〜〃(*o´∪`)o〃

写らないかもしれないところ、ちょびっとしか写らないシーンにも時間をかけているということがお伝えできて、もうみんな成仏できると思います(しっかり元気にご存命だわ)


次回は!キャストさんたちに迫っちゃおうかなあっ☆

どんな思いで演じてくれたのか、そしてこだわりの裏設定も・・・

またまた盛りだくさんになりそうな予感!!書くの大変!!www

お楽しみに〜〜〜!

じゃあまったね~~!

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