top of page

【第5回】フィルム編集に迫る!!


どうも!制作担当、五十嵐です〜〜っ!ヨッ

今日(五十嵐がこれを書いてる日)はね、クリスマスですよ。半日かけてこの記事を書いてます。ひとりぼっちで。寂しすぎ〜〜〜 ゚゚(´O`/)°゜゚



そんな今回はっ!

本作の醍醐味のうちの一つ、フィルムに迫っちゃいます☆

フィルム制作の中でも編集作業はとっても大変。

映像が物理的に存在するって、デジタルに慣れ親しんだ身からすると、一周回って神秘じゃない??(わかってくれ)

※今回はDCPでの上映です。

※本上映に際しクレジット部分等多少デジタル編集を行っています。




編集部はなんと、プロデューサーの”しゅん坊”こと会田くん!

プロデューサーしながら編集部って前代未聞すぎん?wwww


さてさて、編集作業の様子を早速見ていこう〜!



おっ、想像してるフィルムってこんな感じ〜〜!って感じのがある(語彙)



カチンコが入ったコマが〜!パラパラ漫画や〜〜!!


バスケットにたくさんフィルムが入っている!!

これが撮影された映像の塊( ゚д゚)スゲー



テープで見るとすごい量・・・!私たちの努力の結晶が、今ここに!!




「バラし」作業をしているよ!OKのものと、NGのものを分けていーく!

そしてっ!カチンコ(「よーい、ハイ!」の場所)の位置に印をつける「墨付け」という作業をし、カットごとに切る!


ちなみに、音は画のフィルムのように目に見えないので、テープを手動で動かして、スピーカーで音を聞きながら適切な場所を見つけます!




このグレーのテープを流していくと、スピーカーから音が再生されるよ!目に見えないのにテープの中に音が、、、面白い!!


そんで、切ったフィルムにナンバーをメモφ(・∀・*)


画と音のフィルムを一緒にして、洗濯バサミで止める!(洗濯バサミじゃなくて「ピンチ」って言えや)

最初の写真を見るとバスケットの中はぐちゃぐちゃに見えるけど、意外とするするっとほどけるよ〜!


この「バラし」作業はしゅん坊一人だと大変なので、みんなでお手伝いしたよ!


私も「バラし」作業はお手伝いしたけど、これすんごい時間かかるのよ。。。

地道すぎイ!!




ちなみに、「バラし」作業を行う前に、音をテープに入れる作業をしてるんだって〜!

これは録音部さん。

「リレコ」と呼ばれる作業〜!さっきから専門用語多すぎ〜〜(・・;)



うねうねとテープを機械に通して…まるで迷路、私が一番苦手なやつ。私なら壊す。



音用のテープである「シネテープ」を「シネコーダー」という機械にかけて、録音した音をテープに入れていくウ〜〜!(ゲーム実況者の言い方で)


この時点ではまだ編集されていないので、よーいスタート!からカットオ〜!まで聞こえる、、、現場の様子が目に浮かぶわ☆


なお、私は扱い方全くわかりません。www

録音部さんありがとう、、、





しゅん坊の編集作業に戻って…

「スプライサー」という機械で、OKカットをとりあえず繋げる!!セロテープみたいなやつでペタッと貼って繋げるよ!

まだカチンコとか、余計な部分も入ってる状態。



くるくる回してテープを送っていく☆真ん中にある白い機械が「スプライサー」。


繋げたら、画と音がずれていないか「シンクロナイザー」で確認。

このバツの位置がカチンコ。下が音のテープ、上が画のテープなので、バツの場所が一致していれば、画と音はずれていないってこと!

一コマでもずれていると、ぜーーーーーんぶずれちゃう!!なので責任重大の作業なのです。



1カットずつ確認する超地道作業…でもこれが確実だね!こういう作業、嫌いじゃないかも



一通り確認できたら、「ステンベック」という機械を使って再生してみるよ!ドキドキ

全体の画音を確認!



フィルムの頭にはカウントダウンのマークがついてる!!



上から、画のフィルム、ナレーション等のシネテープ、同録のシネテープ!同時にテープを流していくことで、画と音を一緒に編集できるんだね〜っ!


なんか今回の記事、写真めっちゃ入れてんな…と思い始めてきた。






それができたら、いよいよいらない部分を切って、必要な部分だけを残して繋げていくんだんけども…

実はしゅん坊がひとりで編集の仕方を決めているわけではなく!


「ビジコン」という撮影した映像がデジタルとして見られる機械がるんだけども、、、

そこから出力した映像で、監督が仮で編集。

それをしゅん坊がPCで確認しながら、フィルムのテープを繋げているよ!



突然のデジタルの登場に、みなさんざわついているでしょう…(笑)


内容は監督に任せつつ、大変な作業をこなす職人。




あれは・・・フィルムとシネテープを切り貼りしてる作業の奥で、何やらPC作業をしている監督。

PCならあんなに簡単に映像データを切ったり繋げたりコピーしたり復元したりできるのに。。。って思っちゃうね(○ `ー´)○



なんかごちゃついてる写真だなあ〜〜バエなくてすいません…



ひとりでの作業で頭がおかしくなりそうなしゅん坊は、話しかけるとリアクションを返してくれるBB-8のおもちゃとずっとおしゃべりをしていました。

バイトを辞めてまで編集作業をしてくれたしゅん坊に感謝!wwww










他には…「ダビング」と呼ばれる音の編集作業もしているよ!

セリフとか音楽とかをいい感じにしていく(雑説明)

デジタルだと「MA」って言うよね!



机の上のボタンたち、ちょっとよくわかりません私にも。


そして編集ができたら、現像所で撮影部立会いのもと、「タイミング」ってのをする。

「タイミング」は、編集済みのフィルムの映像の明るさや色味を整える作業!!

とはいえ、今回は16mmフィルムの質感を活かしたので、基本的には全体の調整しかしていないそう( ´-` ) .。oO


ただ、青木と輿水がベンチで並んで喋るシーンは、撮影中に日が暮れまくってしまったので(未熟…)、タイミング技師の方に無理をお願いしてシーン全体をナイターっぽくしてもらったとのこと、、、!!

本編で、「あーここか、、、」と思ってください。(笑)




そしてこれが完成品になります!

画のフィルム、ナレーション等後撮りのシネテープ、同録のシネテープ!



感無量!世界に一つだけの、簡単には複製できない作品がここに残ります!



半年かけて行なった編集の様子を、ざっくりお伝えしました!!

ちょっとだけ、フィルムの大変さと面白さがわかったかな!?

てか相対性浪漫飛行なんも関係なくなったwww



順番的に編集はもっと最後の方で記事にしろや!って感じなんだけど、、、時を戻そう!次回からは撮影現場の様子に迫るよ〜!

ボリューム感は落ちるかもしれない(正直)


でもでもっ!!

裏話っぽいでしょっ!現場の様子!!(誤魔化すな)


シーンごとに紹介していこうかな!!

なんか…おまけの内容とか入れて、情報色々お届けするんで!!ね!!(焦りすぎ)



と言うことで、、、、ま、まったね〜〜〜!!(逃げるな)



Comments


bottom of page